ナパヴァレー Jarvisワイナリー

KenzoEstateの後は坂を10分ぐらい下ったところにある…
Jarvisワイナリーに行きました。

このワイナリーに勤めているFBフレンドのTedさんが
昨年サンフランシスコのJazzクラブYOSHI'sでの公演を
聴きに来てくれてそこで出会い…
その翌日にナパヴァレーの
オーパスワンとコッポラのワイナリーを案内してくれたのです。
その時は残念ながらワイナリーの都合でJarvisには行けなかったのですが…
今回は直々に招待してくれました!

このワイナリーはアンダーグランドなワインなので
市場に全く流通してなくて一年間で4000本しか生産せず
そのうち70%は会員、20%をレストラン、
残りをワイナリーで販売している
なかなか出会えない価値の高いワインだということ…
でもそれを理解するのには実際に味あって見ないとわかりません?!

まずはTedさんによるガイド付きワイナリーツアー!
洞窟の中に入り全く窓のない暗闇の中に全てがあり…
ワインボトルの部屋、大きなワイン樽、小さなワイン樽、
通路には小さな川が流れていて
要所要所には滝もあり
とってもミステリアスな雰囲気…
オーナーの趣味でクリスタルルームや
音響の良いパーティールームもありました。

最後はティスティングルームで7種類のワインを堪能…
最初の白ワインのシャルドネから驚かされて、
メルローも今までのメルローイメージを変えてくれるほど美味しくて、
赤5種類の葡萄がブレンドしたLake Williams2007では
Wow! と声が…
最後の赤カベルネReserve2005は圧巻!
本当に…
全てのワインが素晴らしくて…
今まで全く知らなかったJarvis...恐れいりました。
それにこのクオリティーにしてはそんなに高いと思わず…
(Kenzoと比べたからかなぁ~)
個人的にジョセフ・フィリップスのインシグニアに匹敵すると思いました。
もちろんオーパスワンよりずっとGreat!

ツアーからテェスティングまであっという間の3時間!

帰り際出口にいくとそこには小さな老人がいて…
誰だろうと良く見ると
ナント!
ワイナリー内で歴史写真で観た
このJarvisを作った本人
88歳のWilliam Jarvisさんが直々に待っててくれたのです。
Wow!
音楽好きなMr.JarvisさんはNAPAにJarvis音楽院まで作り
経営されているとのこと。
ワインだけでなく若者も育ててられることに
心から尊敬して感動してしまいました。

TedさんもJarvisで働く前はNYシテイオペラのオペラシンガー
だったらしく…音楽好きでワインも大好きということで
このNAPAに移り住んだということ。

ここで戴いたワインの味と同じように…
人生も歳取るごとに味わい深くなっていくことを実感…

KenzoにしてもJarvisにしても毎日飲めるようなワインじゃなくて
記念日にしか空けれない高価なワインですが…
そこには色んなドラマ、ストーリーが
ワインの方にも飲む私達の方にもあるので…
贅沢ではあるけれど…
玉にはこういう雰囲気にインスパイアされることが
必要で…
この中から必ず何かが生まれて来るということ…
を知ることが必要だということをあらためて感じさせられた
素敵な一日でした!

I love Wine!
Love,Mika



















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